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LIXIL VINAにおけるED陽極酸化塗装技術

電着塗装は、電気を使って塗料をアルミに均一に塗布する方法です。塗料を含む水溶液に浸し、電気を流したあと焼付処理を行う事で塗膜を形成します。通常のアルマイト材に比べて、電着塗装を加えることで、耐食性が大きく向上し、均一な塗膜により美しく仕上げることができます。


表面処理プロセス

脱脂 (Degreasing):

押出成形工程においてアルミニウム材表面に付着したグリースや油分を除去するために、表面処理前にアルミニウム材を酸性薬剤  が入った槽に浸漬し、表面を洗浄します。

エッチング (Etching)

アルミニウム材は、空気中の酸素と反応して、表面にごく薄い自然酸化皮膜を生成します。この自然酸化皮膜を除去するため、アルミ材をアルカリ溶液に浸漬し、表面をエッチングします。エッチング処理により、均一で良好な陽極酸化皮膜をつくることができるようになります。

スマット除去 (Desmutting):

アルカリエッチング後のアルミニウム材表面には、スマットと呼ばれる残留物が発生します。このスマットを除去するため、酸性薬剤で再度洗浄します。

陽極酸化処理 (Anodizing):

アルミニウム材料を陽極 ⊕にして、電解液中で直流電流を流すと、発生した酸素と結合して多孔質の酸化アルミニウム膜=陽極酸化皮膜(アルマイト)が生成されます。

電解着色 (Electrolytically Colouring):

アルミニウム材料を陰極⊖にして、金属塩(ニッケル等)を溶かした電解液中で直流及び交流電流を流すと、陽極酸化皮膜の微細孔にNi(ニッケル等)の金属(化合物)が析出し、アルミニウムの表面が着色されます。析出させる金属の量により色の濃淡を制御することが可能です。

封孔(Sealing):

陽極酸化処理後のアルマイトは、表面がとても活性化していて汚れが吸着しやすく、耐食性も悪いためアルマイト皮膜の微細孔を塞ぐ封孔処理を行います。封孔処理には温水による水和封孔やニッケル金属塩による金属塩封孔などがあります。

電着塗装 (Electro Deposition TEXGUARD): 

アルミニウム材料を陽極 ⊕にして、電着塗料を溶かした溶液中で直流電圧をかけると、陽極酸化皮膜表面上にアクリル樹脂が析出し、電着塗膜が生成されます。電着塗料の種類により、低光沢や高光沢、アイボリーホワイトやオータムブラウンなどの意匠を変えることが可能です。

焼付 (Baking):

電着塗装直後の電着塗膜は水分を含んでいてやわらかいため、180℃の熱風で熱処理をし、塗膜を硬化させます。熱処理により塗膜は強靭になり、酸性雨や大気中の汚染物質などから長くアルミニウム材の表面を守ります。

進化した電着技術「TEXGUARD」

形材のトップ層には高耐候型アクリル塗料を適用した「テクスガード®」を採用。 独自の分子構造や劣化防止剤により高耐候性を実現。これにより、紫外線、熱、雨・大気汚染物質等による形材表面の劣化や腐食を抑え、長期にわたり美しい風合いを維持することが可能です。


特徴

  • 色持ち – TEXGUARDは、厳しい環境条件下でもアルミニウムを保護し、少なくとも40年間色の光沢を保つのに役立ちます。
  • 硬度向上 – TEXGUARDの密なコーティングは、アルミニウムの 硬度を向上させ、表面の耐スクラッチ性を提供します。
  • 簡単な清掃 – TEXGUARDの防汚性能により、表面の清掃が容易になります。

LIXIL VINAは、ベトナムでトップクラスの信頼を誇るアルマイト処理されたアルミニウム素材を使用した、アルミニウムおよびエクステリア製品の製造拠点です。当社には、高度な技術に精通した、質の高いエンジニア、技術スタッフ、作業員がいます。そのため、お客様に最高の品質の製品をお届けすることができます。

詳細につきましては、vinacontact@lixil.com までお問い合わせください。  

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